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eiichi
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2005年12月17日

ブラックティーとウドンコ病、バラ苗を鉢で育てたい。





写真は、私が生産用の切りバラとして栽培しているブラックティーです。
このバラは、トゲもきつく、太いシュートが出て、とても樹勢が強い
品種です。株も大きくなり、花の大きさも申し分なく、花の色も独特で
とてもオシャレなバラです。
ただ、高温期には花も小さくなり色もかなり赤っぽくなります。
他のばらと同じ管理をしていても、ウドンコ病が治らない、と言う
指摘もありました。
バラは品種間格差が激しいので、当然、病気や虫に対する抵抗力も
品種によって異なります。ブラックティーの場合、ウドンコ病には
あまり強くない気がします。栽培していても、同じ温室に植えてある
他の品種はウドンコにならないのに、ブラックティーはなっています。
また、クイ-ンエリザベスもウドンコには弱い(どこかにクイ-ンエリ
ザベスは耐病性がある、と書いてあったけど、かなり嘘っぽい)。
ということで、同じ環境や同じ管理でも、同じにはならない。品種の
特徴を調べることも、だんだん大事になってきます。

ところで
ザ・ローズショップのばらの大苗は、6号の鉢に植えてあるのですが、
この鉢をもっと大きなりっぱな鉢に移して育てたい、という問い合わせ
があったので、簡単に説明したいと思います。
基本的な事を確認しておきましょう。
  一年に一度、鉢を入れ替える事(鉢の入れ替えをしなくても枯れはしないが、
  花は付きづらくなる)。
  この作業は真冬にやる。
  肥料と水やりに注意をする。
  光と風に注意をする。
これらの事を頭に入れて、
もし、私がこのばらの鉢をベランダで、誰にも負けないぐらい上手く育てよう
としたらどうやるでしょう。
  最初に箱から出し、すこし眺めます。枝が少し折れていたりもしますが、
  これからいくらでも出てくるので心配はしません(あくまでも仮定として)。
  シュ-トも、2本の鉢もあれば6本も出ている鉢もあります。これはバラの品種
  の特徴を考えるのに、非常に参考になるので、ついでに枝の太さもよく観察
  しよう、と思うでしょう。
  次に、鉢の土が乾いているかどうか、見ます。土が白く乾いているようなら、
  とりあえず暖かい昼間の内に、たっぷり水でもやります。
  割と暖かい所に住んでいたら、日の当たるベランダに出しっ放しにして
  おきます。強い風や、ものすごく寒い夜はちょっと中に、と考えるかもしれません。
  すごく寒い所に住んでいたら、昼間の暖かい時だけ外で日に当てて、あとは窓越しに
  でも置いておきましょうか。いづれにしても、鉢の土が白く乾いた時だけしっかり
  水をあげるでしょう。
  このまま1ヶ月ぐらい簡単な管理をして、
  この鉢じゃつまらないから、もっとステキな大き目の鉢に移そうか、
  それともこのまま春の最初の花を、楽しんじゃうか、と考えるでしょう。
1ヶ月後(いろいろ勉強し、情報も手に入れたし、ステキな鉢もゲットした)
  今日は天気がいいので、朝ご飯を食べて一服したら、あの気になっていた
  バラの鉢の植え替えでもするか(毎日眺めては気が気ではなかった)、
  鉢のサイズはどれにしようか、とりあえず8号と10号を手に入れておいたけど。
  毎年植え替えるのだし、まだ大苗といってもそれほど大きくないし、秋までに
  大きくなったとしても、ということで今年は8号の大きさの鉢でいこう。

こんなとこでしょうか。
  続きはまた。
  


Posted by eiichi at 19:43Comments(0)