2006年03月20日
簡単なバラの育て方その7、バラの病気。
バラの病気について
主な病気
ウドンコ病
発生時期 4月上旬から7月上旬、9月中旬から11月
症状 新芽や若葉や蕾などの柔らかい場所に発生し易く、白い粉がふいたようになる。白い粉の付いたところは、だんだん縮んでいき、ひどくなると成長が止まってしまう。特に昼夜の温度差が激しい時期には、注意する。
対処法 日照を確保し、風通しを良くする。
防除薬 カリグリーン
トリフミン
ミラネシン
ストロビーなど
黒星病
発生時期 4月から11月
症状 黒いシミのような斑点が付き、葉っぱが黄色く変色し、落葉する。土にいる病原菌が、雨や水で跳ねて付着する。
対処法 水の跳ね返りを防ぐためにマルチをかけ、土の表面を直接露出させない。
防除薬 ダコニール
サプロール
オーソサイドなど
ベト病
発生時期 4から6月、8から11月
症状 夜から朝にかけて露を持つような環境で多発する。葉っぱに赤紫色の斑点がでて、葉っぱが落ちる。バラの病気の中では、もっとも恐ろしい病気で、一晩で発症し株が枯れてしまう事もある。
対処法 株と株との間隔をあけて、風通しを良くし、バラの樹に露や湿気が長時間残らないようにする。
防除薬 アリエッティ
ダコニールなど
サビ病
発生時期 5から11月
症状 ミニ系統のバラがかかり易く、高温多湿の場所に発生。葉や枝にイボ状の斑点ができ、サビのような粉が出て、落葉する場合もある。
対処法 風通しを良くして、乾燥させる。
防除薬 マンネブダイセンなど
根頭ガンシュ病
発生時期 通年
症状 土の中のガンシュ病菌が根の傷口から入り込み、接ぎ口や根にコブ状のものを作る。コブが大きくなると、養分を吸ってしまうため、成長が阻害される。
対処法 見つけたコブは切除し、使ったナイフやハサミは消毒する。コブを取り除けば、回復する場合が多いので、そのまま育てる。
防除薬 特になし。
ザ・ローズショップ本店
Posted by eiichi at
18:21
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