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eiichi
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2006年03月02日

アンネフランクのバラと芽接ぎ苗の事。

アンネフランクのバラと芽接ぎ苗の事。

アンネフランクのバラと芽接ぎ苗の事。


写真は、スブニール・ドゥ・アンネフランクというバラの
芽接ぎ苗の今の生育状況です。
やっと芽が出てきました。昨年の夏から野ばらの台木に
芽を入れて、12月に堀上、鉢に移してから2ヶ月余り。
ここまで育つには時間がかかります。ちょうど一年で
一番寒い時期でもあり、バラの芽が出てくるまで時間が
かかってしまうのです。かといって温度を掛けて無理に
急がせると、充実した芽にならないし、伸びはじめた時の
一番バラの樹自体が柔らかく弱い時に、一番の寒さに遭って
しまい、管理も難しくなってしまいます。
このまま順調に生育すれば、4月中ごろには出せる状態に
なるでしょう。
ただバラの苗は、細心の注意を払って管理をしないと
思わぬ事が起き、予定通りの数を確保出来ない場合が
よくあります。
写真では分かり難いと思いますが、良さそうに見える
苗でも芽接ぎ苗の場合は、1割以上芽が出ない品種もあり
正確な本数を知るのは大変です。
また、これからの管理で特に注意をしなければいけない点は
(バラの芽が出始めて、ものすごくデリケートになっている
時)、ベト病にさせない事。バラの芽や葉っぱが生まれたての
様に柔らかく繊細な時期は、管理を間違えると、すぐ病気に
なってしまいます。
芽が出始めたら新鮮な空気と適度な湿気が必要です。この
時期は、昼の間は暖かくなり、夜はまだ寒い時です。
寒さを防ぐ為に、夕方から翌朝まで締め切り状態にします。
この時にあまり湿気を持つと、すぐに葉っぱや若い芽に
露がたまり、それが原因でベト病になってしまいます。
葉っぱに斑点がつき、ひどくなると葉っぱが全て落ちて
最後には枯れてしまう場合があります。
逞しく元気な苗に育てなければ、といつも考えています。

ザ・ローズショップ本店


Posted by eiichi at 19:07│Comments(0)
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